1月8、9日も病院へ。
血糖値は、計測不能なまま。インスリンと輸液をしてもらい、帰宅しました。
この頃、ご飯を自力では食べられませんでした。好物のツナをすり潰したものを1日8-10回位に分けて手で与え、その1回も30分位時間をかけてのゆっくりペース。
1月9日は、朝からぐったりしていて、手からのご飯もほとんど食べず。
18時頃、ベッドの中で目がぐりぐり動いたと思ったら、そのまま、おしっこをジャー。
20時半頃、ベッドからよろよろと出てきたので、水を飲みたいのかと抱き上げたら、おしっこがジャーと滝のように流れ落ちました。
体がグニャグニャして、力が入らないよう。何が起こっているのかわからなくて、すがるように見上げるノアに、もう、駄目なのだと思いました。
このまま抱っこして静かに最期を迎えさせてあげた方がよいのか、少しでも手立てを探した方がよいのか・・・。悩みました。探しているうちに死んでしまったら、一生後悔するかもしれない。でも、死んだ後にできたことがあったとわかったら、もっと後悔するかもしれない。
祈るような気持ちで、お気に入り登録していたグーメモリアルを開くと、
低血糖のページに「脱力(抱き上げてみるとグニャグニャで、首や足に力が入らない)」との記述が。
これか!と思い、お湯で溶いたクリニケアを5mlシリンジで口の中へ。確信がもてなかったので、目を離さず様子を見守ったところ、よくもならないけれど悪化もしていないよう。
獣医師の友人が、今の血糖値がわからないので、はっきりしたことは言えないが、低血糖の方が緊急性があるから、そのまま続けてもよいかもしれないとアドバイスしてくれたので、
22時半:10ml
23時半:7ml
0時半:砂糖をまぜたものを7ml
1時半:7ml
と、お湯で溶いたクリニケアをシリンジで与え続けました。
3時45分、力が入るようになって起き上がり、ツナを大さじ半、4時45分にもツナを大さじ半食べ、ほっ。
それでも不安だったので、この日は朝までずっと、ついていました。
翌朝の検査では、初めて536と測れる血糖値になりました。
先生に夜の話をすると、低血糖を起こしていて、もしかしたら20切っていたのかもしれないと言われました。血糖値が異常に高かったので、急に低血糖になるとは考えていなかったようで、驚いていました。
インスリンテストの最中で、
7日:1ml
8日:1.5ml
9日:1.5ml
だったそうです。
打っていたインスリンは、長時間持続性(12h)のもので、ピークが6hとの説明を受けました。
その日は、緊急用にブドウ糖が処方されました。
抱き上げた時のあのグニャグニャ感とすがるような目は、一生忘れられそうにもなく、低血糖への恐怖感は今も強いです。
つづく
歩くのも困難だった頃、ベッドの近くに
ポータブルペットトイレを設置。
猫友よチコさんからの差し入れ♥
心のこもったお料理は、五臓六腑にしみわたり、食べながら、涙ぽろぽろ。
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posted by nekomono at 16:23
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猫ノア部長の療養記
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