家族にしかわからない、いつもと違うこと。何かが違うと感じたら、たとえよいことに見えても、動物病院での検査をおすすめします。
そう強く思うのには理由があります。
何かが変だという、家族にしかわからない違和感。そんな大切な感覚を私が見逃してしまったからです。
猫ノア部長の写真。最初はつらくて見ることができなかったのですが、見られるようになってから、気付いたことがありました。
2015年半ばから、それまでと様子が違っているように見えるのです。疲れた顔をするようになっていました。毎日毎日一緒にいたから、その時には気付かなかった変化。
思い返すと、この頃から動きが鈍くなっていました。本棚の上の日向ぼっこスペースも行かなくなっていました。歳をとったから・・・と思っていたのですが、そうではなかったのかもしれません。
ノアはこの少し前くらいから、よく食べるようになっていました。元々食が細く、体もスリム。標準体型の猫さんにくらべると痩せているかな・・・と感じるくらいがノアのベストコンディションで、調子がよかったようです。
猫ノア部長の見事な腹線美。2011年7月11日撮影。
それが、よく食べるようになったので、あれ?と思いました。おかしいと感じ周囲に話すと、「ご飯が美味しいんだよ」「元気な証拠」とよいことのように言われました。
ノアと暮らしているわけではない周囲の人にとって、「よく食べるようになった」=「よいこと」となるのは当たり前の反応だと思います。
何かおかしい・・・という家族にしかわからない違和感をそうして私は見逃してしまったのです。
しかも、猫についての勉強をし、「よく食べるようになった」が病気のサインの場合があるという知識があったにもかかわらず。
あの時点で検査していれば、もしかしたら病気を早く発見できたかもしれません。
何もなければそれにこしたことはないですし、健康な時の検査結果は、後々病気をした時の指標にもなることがあります。
病気だった場合、西洋医学ではなく、他の方法で治す道を選択することもあるでしょう。
でもまずは病気かどうか、そして病気なら、今どういう状態になっているのかを知ることが大切です。
動物病院を嫌がる猫さん、たくさんいます。嫌がるから連れて行きたくない気持ちも、とてもよくわかります。でも連れて行くことがその猫さんの命にかかわるのでなければ、ぜひ行って欲しいです。
病気が重くなってからの通院の方が、猫さんの負担が大きいです。経済的負担だって大きくなります。それに何より、病気でつらそうな姿は、たまらないです。
発見が早ければ早いほど、打てる手が多くなります。少しでも長く、猫さんがご機嫌元気に過ごせますようにと願いつつ・・・。
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posted by nekomono at 14:59
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