猫の歯が何本か、ご存知でしたか?あの小さい口に、30本もあるのです。乳歯は26本で、半年くらいで生え変わります。(そう言えば、とっておいたはずの猫ノア部長の乳歯はどこへ・・・?)
ちなみに、人の歯の総数は約32本。数的には同じくらいです。なんだか信じられないような・・・。でも切歯(犬歯と犬歯の間の歯)なんて、愛おしくなるくらい、つぶつぶ小さいですものね!
30本、ありますか?
そんな可愛い猫の歯にも、人と同じように歯垢がたまります。猫さんの口が臭い・・・と、感じたことはありませんか?口臭の原因は、歯垢や歯石かもしれません。
歯垢は、細菌の塊。たまった歯垢を放置すると、唾液にふくまれているカルシウム成分が沈着して固まり、歯石になります。沈着率は、結構高いようで、老齢になるとさらにあがります。
歯石の上にさらに歯垢がつくと、歯垢中の菌により歯茎が腫れ、歯肉炎や歯周病になる恐れがあるそうです。
歯茎が腫れると、猫さんは痛くてご飯がすすまなくなります。ご飯を激しくねだるのに、食べ始めるとすぐやめてしまう・・・なんてことが(体験談)。食べられなくなると、栄養不足による体力の低下が心配ですよね。
それだけではありません。調べてみると、口内の環境が悪いと、他の疾患を引き起こす・・・との専門家の研究も。口の中のバクテリアが、歯茎などの血管からカラダの中に入り、内臓疾患を引き起こす可能性があるようなのです。
口の中の状態は、思っている以上に健康に影響を及ぼすのですね。
そんな歯石ができないよう、予防を!自宅できるケアは、やっぱり歯磨きではないでしょうか。歯ブラシで、毎日歯垢をとるだけで、かなり予防できると思います。
「ついた日にとる」が基本なので、できれば毎日。難しいようでしたら、2-3日に1回。磨きポイントは、歯と歯茎の境目です。
猫は口が小さいので、歯ブラシは専用のものを。nekomonoでおすすめしている猫用の360度型歯ブラシは、とても磨きやすいです。
ペット用歯磨き粉などは、どうなのでしょうね。人が飲んでもまったく問題ないものでしたらよいですが、人のように水でゆすぐことができませんから・・・。
一度ラッキーなことがありました。
ノアの歯に、歯石らしきものがついていた時期があって(歯磨きしていなかった)、とらなきゃなーと思っていたら、いつの間にとれて・・・。もしかしたら、歯磨きし始めたのがよかったのかもしれませんね。
こういうことは稀かもしれませんが、ぜひ歯磨きを習慣にして、お口健康に!
忘れないよう、冷蔵庫の扉に配置・・・
*参考
イラストでみる猫学、イラストでみる猫の病気、目でみるからだのメカニズムなど
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2011年07月28日
2011年07月12日
亡くしたときに・・・
ここのところnekomonoでは、メモリアルボックス(骨壷をおさめる箱)への高い注目が続いていて(3週連続でアクセス1位)、驚いています。お盆が近いからでしょうか。
メモリアルボックスは、職人さんが丹精こめてつくっている、とても美しい箱です。猫さんやワンコさんを亡くしたご家族の心を少しでもおなぐさめできれば・・・と思い、扱い始めたものです。
動物も、大切な家族の一員です。けれども、猫や犬を亡くした時、まわりに悲しい気持ちをわかってもらえない・・・ということは、少ないことではありません。それどころか、心ない言葉に傷つけられることも・・・。
前に勤めていた会社で、溺愛していた猫を亡くした人がいました。それだけが理由ではなかったのかもしれませんが、そのまま会社を辞めてしまいました。その後ある人が、「どうして猫くらいで・・・」と言っているのを耳にしました。でもその人は、悪意があって言ったわけではなく(むしろ心配していた)、最愛の猫を失った彼女の悲しみの深さが、理解できなかったのです。
最近では、ペットロスという言葉も浸透し、いろいろなサポートの場があるようですね。
悲しい気持ちを外に出せなくなり、心の奥に抑え込んでしまうと、自分ではどうにもできない状況に陥ってしまう可能性があります。まずは溜め込まないで、悲しみを外に出すことが大切だと思います。悲しんでいいのです。
まわりに話を聞いてくれるような人がいない場合には、気持ちを出す場のひとつとして、ペットを失った家族のための掲示板があります。「ペットロス 掲示板」で検索するといくつか出てきます。こうしたホームページを訪れたり、書き込んだりするだけでも、ずいぶん違ってくるのではないでしょうか。
獣医師広報版の中にある掲示板です。返信は書き込めないようになっています。
■ペットロス(メモリアルルーム)掲示板
http://www.vets.ne.jp/bbs/classic_c_0100.cgi
こちらは、掲示板のほかに無料の「インターネットペット墓地」もあります。いつでもお墓参りができますね。
■ペットロス虹の橋へ
http://www.petloss21.net/index.html
虹の橋の和訳と英文も・・・。
http://www.petloss21.net/rainbow.html
私自身も、小さい頃から何匹もの動物たちを見送ってはいますが、ノアが逝ってしまったらどうなってしまうのだろう・・・と考えることがあります。こうしたホームページ、心強いです。
亡き猫 ピノコ・・・
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メモリアルボックスは、職人さんが丹精こめてつくっている、とても美しい箱です。猫さんやワンコさんを亡くしたご家族の心を少しでもおなぐさめできれば・・・と思い、扱い始めたものです。
動物も、大切な家族の一員です。けれども、猫や犬を亡くした時、まわりに悲しい気持ちをわかってもらえない・・・ということは、少ないことではありません。それどころか、心ない言葉に傷つけられることも・・・。
前に勤めていた会社で、溺愛していた猫を亡くした人がいました。それだけが理由ではなかったのかもしれませんが、そのまま会社を辞めてしまいました。その後ある人が、「どうして猫くらいで・・・」と言っているのを耳にしました。でもその人は、悪意があって言ったわけではなく(むしろ心配していた)、最愛の猫を失った彼女の悲しみの深さが、理解できなかったのです。
最近では、ペットロスという言葉も浸透し、いろいろなサポートの場があるようですね。
悲しい気持ちを外に出せなくなり、心の奥に抑え込んでしまうと、自分ではどうにもできない状況に陥ってしまう可能性があります。まずは溜め込まないで、悲しみを外に出すことが大切だと思います。悲しんでいいのです。
まわりに話を聞いてくれるような人がいない場合には、気持ちを出す場のひとつとして、ペットを失った家族のための掲示板があります。「ペットロス 掲示板」で検索するといくつか出てきます。こうしたホームページを訪れたり、書き込んだりするだけでも、ずいぶん違ってくるのではないでしょうか。
獣医師広報版の中にある掲示板です。返信は書き込めないようになっています。
■ペットロス(メモリアルルーム)掲示板
http://www.vets.ne.jp/bbs/classic_c_0100.cgi
こちらは、掲示板のほかに無料の「インターネットペット墓地」もあります。いつでもお墓参りができますね。
■ペットロス虹の橋へ
http://www.petloss21.net/index.html
虹の橋の和訳と英文も・・・。
http://www.petloss21.net/rainbow.html
私自身も、小さい頃から何匹もの動物たちを見送ってはいますが、ノアが逝ってしまったらどうなってしまうのだろう・・・と考えることがあります。こうしたホームページ、心強いです。
亡き猫 ピノコ・・・
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2011年07月07日
虫が近づかない、体づくり
動物たちを悩ませる寄生虫。ダニには、バベシア症などのこわい病気を引き起こす種類もいます。きちんと予防してあげたいですよね。
こまめな掃除やブラッシング、ハーブなどでの虫除けは、欠かせない予防策。
でも、もうひとつ忘れてはならないことがあります。それは、「虫が近づかない体づくり」です。
実は寄生虫たち。元気な体より、抵抗力のない弱い体の方が好きなのです。弱った子猫に、ノミやダニが集るのも、そういうことだったりします。
そこで、体を元気にしてくれるハーブのひとつ、ガーリック(ニンニク)の登場です。
ガーリックは五千年以上の歴史を持ち、強壮、免疫賦活、抗癌、抗ウィルス、抗真菌、血液浄化・・・など、この他にも様々な薬効があります。
体を元気にしてくれる効果があるだけではなく、食べると毛穴から出てくる硫黄化合物(ガーリックの臭いの元)。ダニはこれが嫌いです。また、体の中の寄生虫も硫黄化合物が苦手です。
ガーリックは、ダブルの効果で寄生虫が住みにくい体を作ってくれる頼もしいハーブなのです。
与える時は、生をすりおろしたものか粉末のものを食事の中に混ぜます。量は、様子を見ながら調整してください。ちなみに、我が家で猫ノア部長に与えている量は、少々以下の本当にぽっちりです。
赤血球を減少させる作用がありますので、摂取しすぎると貧血を起こすおそれがあります。体によいからと言って、一度に大量に与えることは避けましょう。また、子猫は体がつくられている段階なので、避けたほうがよいと思います。
猫さんが嫌がらない範囲で、楽しみながらお使いくださいね。
コレの宣伝、忘れていませんか?
中に、こんなのが・・・。(成分表示を見る猫ノア部長)
虫除けには、体に負担がかからないペディペディ ハーブを♪
*記事は、2007年、ペットのフリーペーパー「ワイヤードマガジン」に連載した時の記事に加筆、修正したものです。
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こまめな掃除やブラッシング、ハーブなどでの虫除けは、欠かせない予防策。
でも、もうひとつ忘れてはならないことがあります。それは、「虫が近づかない体づくり」です。
実は寄生虫たち。元気な体より、抵抗力のない弱い体の方が好きなのです。弱った子猫に、ノミやダニが集るのも、そういうことだったりします。
そこで、体を元気にしてくれるハーブのひとつ、ガーリック(ニンニク)の登場です。
ガーリックは五千年以上の歴史を持ち、強壮、免疫賦活、抗癌、抗ウィルス、抗真菌、血液浄化・・・など、この他にも様々な薬効があります。
体を元気にしてくれる効果があるだけではなく、食べると毛穴から出てくる硫黄化合物(ガーリックの臭いの元)。ダニはこれが嫌いです。また、体の中の寄生虫も硫黄化合物が苦手です。
ガーリックは、ダブルの効果で寄生虫が住みにくい体を作ってくれる頼もしいハーブなのです。
与える時は、生をすりおろしたものか粉末のものを食事の中に混ぜます。量は、様子を見ながら調整してください。ちなみに、我が家で猫ノア部長に与えている量は、少々以下の本当にぽっちりです。
赤血球を減少させる作用がありますので、摂取しすぎると貧血を起こすおそれがあります。体によいからと言って、一度に大量に与えることは避けましょう。また、子猫は体がつくられている段階なので、避けたほうがよいと思います。
猫さんが嫌がらない範囲で、楽しみながらお使いくださいね。
コレの宣伝、忘れていませんか?
中に、こんなのが・・・。(成分表示を見る猫ノア部長)
虫除けには、体に負担がかからないペディペディ ハーブを♪
*記事は、2007年、ペットのフリーペーパー「ワイヤードマガジン」に連載した時の記事に加筆、修正したものです。
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2011年07月01日
夏をのりきる、あれこれ
暑さが、本格的になってきましたね。
今年は扇風機の販売数が、去年の4倍だとか。簾や扇子なども、いつもの年より注目されているようです。節電で、古くからあるものが見直されているのですね。
湯たんぽも、そんなアイテムのひとつです。冬だけと思われている方が少なくないようですが、夏も大活躍してくれます。特に、このfashyのクッションボトルは、凍らせることを考えて作られています。
優れた機能を発揮するのは、表面に並んだまるい「くぼみ」たち。表と裏を通った「くぼみ」が柱のような働きをして、ボトルに水を入れても形をキープ。凍らせてもゴツゴツしません。圧力を加えても破裂する心配がほとんどなく、猫さんの冷え冷えマットがわりに、ピッタリです。
もともと人用ですので、ドウキョ人さまの氷枕にもなりますよ。今考えると暑さが増すかもしれませんが、冬は普通に湯たんぽに♪もちろん、クッションボトル以外の湯たんぽも、暑い夏にオススメです。
猫の暑さ対策は、以前の記事にも♪
■猫の暑さ対策
http://nekomono.net/article/156981930.html
クーラー対策と、猫の適温については、こちらの記事を♪
■猫の自由をサポート
http://nekomono.net/article/160530266.html
よろしければ併せてご覧ください。
今年も猫さんと一緒に、暑い夏をのりきりましょう!
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今年は扇風機の販売数が、去年の4倍だとか。簾や扇子なども、いつもの年より注目されているようです。節電で、古くからあるものが見直されているのですね。
湯たんぽも、そんなアイテムのひとつです。冬だけと思われている方が少なくないようですが、夏も大活躍してくれます。特に、このfashyのクッションボトルは、凍らせることを考えて作られています。
優れた機能を発揮するのは、表面に並んだまるい「くぼみ」たち。表と裏を通った「くぼみ」が柱のような働きをして、ボトルに水を入れても形をキープ。凍らせてもゴツゴツしません。圧力を加えても破裂する心配がほとんどなく、猫さんの冷え冷えマットがわりに、ピッタリです。
もともと人用ですので、ドウキョ人さまの氷枕にもなりますよ。今考えると暑さが増すかもしれませんが、冬は普通に湯たんぽに♪もちろん、クッションボトル以外の湯たんぽも、暑い夏にオススメです。
猫の暑さ対策は、以前の記事にも♪
■猫の暑さ対策
http://nekomono.net/article/156981930.html
クーラー対策と、猫の適温については、こちらの記事を♪
■猫の自由をサポート
http://nekomono.net/article/160530266.html
よろしければ併せてご覧ください。
今年も猫さんと一緒に、暑い夏をのりきりましょう!
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